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学生からのメッセージ

今日でM1終わりです

2010年03月31日
 大変だったように思えた1年はもう過ぎてしましました。
入学式に履修要綱(今では“シラバス”ということも覚えました)をもらって、う〜ん何をどう履修すれば???と悩んだことも、実際に授業が始まると、レポートに追われたり、発表があったりと大変でしたが、ディスカッションも多く取り入れられており、振り返ってみると楽しい一年でした。
 自分としては、これまでも物事を多角的に見よう見ようとしていたつもりでしたが、まだまだ知るべき事、考えるべき事が世の中には色々あると実感し、明らかに視野が広がった1年でした。
 経済だけでなく、行政機構や政治が大きく変動している今のこの時期にこの分野で勉強できたことは本当にラッキーだと思います。
 明日からM2!修論できるだろうか…と心配ですが、この1年間学んだことを振り返りながら頑張ります。
 同期のみなさんとは、M1の時のように一緒に授業に出る機会は少なくなってしまうけど、よろしくお願いいたします。

都市計画の歴史

2010年03月28日
 昨日は来年度に所属するゼミの予備勉強会でした。内容は都市計画の世界史に関する本を、ゼミ生で輪読し、先生から指導を受けるというものです。

 日頃、「都市計画というものは、都市計画法によって、決められたことを守るべきもの」と、従う立場におりますが、よく考えたら、それは「都市計画は日本に合った様に決められているもの」という固定観念がありました。でもその成り立ちを知ると、確かに日本に合っているのかもしれないけれど、欧米のいいとこ取りをして作ってあり、しかも都合のいいところだけ取り入れたという面もあるのか…と考えさせられました。
 法がある以上、普段の私の仕事では、ただ現行法に沿った行動をするしかありません。『まちづくり』を考えるならハード面だけでなく、ソフト面も高めて行く必要があると無意識には思ってはいても、明確に意識していませんでした。「法律」だけじゃなく、さらに「防災」面だけでもなく、「環境」、「景観」、「コミュニティ」、「福祉」…色々考えたまちづくりが理想的なまちづくりなんですよね。で、ここで、「だから行政の方頑張ってくださいよ。」っていうのではダメで、自分たち住民も自分のまちをどうしたいのか、どうすればいいのか、考えてかつ行動しないと。
 …ということがこの1年で解ったつもりになりはしたのですが…まだまだ…

 よしもと

2009年度修了生祝賀会 北原教授御転籍送別会でした。

2010年03月26日

ついにこの日がやってきました。
先輩方が修士論文を終えられ、修了生として創造都市研究科を巣立って行かれます。おめでとうございます!
また北原教授は本年度で御転籍されます。先生、本当にお世話になり、ありがとうございました。
でもこれからもよろしくお願いいたします。

 送る会は梅田のホテルで盛大に開催することができました。

 例年、歴代の先輩方は、1年生(Master1ということでM1と呼ばれます。)が2年生(M2)を送り出す会を開催してこられました。今年は、例年の送る会に加えて教授の送別会をM1が取り仕切る、ということになりまして、なにぶん前例のないことですので、バタバタしたり、行き違いがあったりして先輩方に多大なご迷惑をおかけましたが、そんな中でも皆様のご協力と暖かいお言葉のおかげで無事M2の方々をお祝いし、先生をお送りすることができました。
 今年は、研究科創立以来教壇に立ってこられた先生をお送りするということで、巣立って行かれた修了生の方にもお声をかけましたところ、全員とはいきませんでしたが、それでも年度末の最終金曜日という日程にもかかわらず、すべての期から修了生の方々がご列席くださいました。また遠方やお仕事の関係でご列席がかなわなかった方も贈り物を届けてくださったり、メッセージを託してくださったりと、本当に暖かい会になったと思っております。

 今年のM1はイベント好きが集まってるんでしょうか…。何度か会合を重ね(飲めたらどこでもいいで〜とか言う同期がいるので)、オーディオ関連の打ち合わせも同期の家まで押しかけていって行い(アテ持って行くからビール用意しといてとか、アテ無くなったし、打ち合わせしとくから買いに行ってきて〜とかパシリ化未遂事件もありましたが…)綿密に計画を…というほどにはぴしーっとはできませんでしたが、会合には参加できなくても、メールでの先輩方への連絡やホテルとの連絡、食事メニューを検討する等々、色々なことをみんなで分担して行いました。会の開催中、開催後の皆様の笑顔を拝見することができ、M1としては本当に「よかった〜」とほっとしております。

よしもと


年度末

2010年03月22日
 入学してから間もなく1年経とうとしています。あっという間でした。
 大学院は、「教えてもらう」のではなく「自ら研究する」ところだと気づかされたのが入学してから、というのんきな私は、最初「うわ〜マジ?」って感じでした。
 もちろん、社会人としての時間の制約がある中でなんとかなるカリキュラムになってはいます。民間企業に在籍し、行政とは窓口でやりとりすることが殆どの私にとっては初めて聞く〔行政用語〕もあり、「???」なこともありましたが、幸いにも、気っぷのいい同期生や、センスのいい同期生、優しい同期生、にとどまらず、口は悪いが気は優しい(?)同期生などに恵まれ、充実した1年だったなあと思います。
 よしもと

授業から学ぶ”衝撃本”

2010年03月16日

先週、「課題研究」の授業がありました。
「課題研究」とは、
教員と何人かの院生がグループになって、
1つの課題を決めて、半年かけて研究を進め
その結果をまとめるものです。

私たちは、去年秋に
課題研究のテーマを
「”市場化テスト”が行政機関や地域社会、
民間企業やNPOにもたらしたものは何か」
という内容に決めました。

写真は、「市場化テスト」を評価する際、
どういう”軸”で考えればよいのかについて
議論をしているところです。

市場化テストとは、
「官民競争入札」とも呼ばれていて、
公共サービスの担い手を官と民とが競争で
競い合う制度で、
鳩山政権が進める「新たな公共」の1つとして
注目をされています。

先日、この「市場化テスト」の対象が
道路や河川の管理などにも広がり、
これまでの3倍規模になることも決まりました。
実にタイムリーな研究テーマです。

さて、このテーマを決めるきっかけになったのは、
授業の最初に読んだ「参考文献」でした。

この文献は、
デビッド・オズボーン&テッド・ゲープラー著
「行政革命」(日本能率協会マネジメントセンター)
です。

これは、行革を進める人たちにとって
「バイブル」のようになっている文献で
三重県の北川元知事が絶賛しているので、
御存じの方もおられるかと思います。

300ページ以上・2段組みの
なかなか読み応えがあるボリュームなのですが、
私にとっては、”衝撃本”でした。

80年代にアメリカで出版されたのですが、
今の日本の地方行政の課題とその展望が
ほとんど全て、この中にあると言ってよいと
感じたからです。

私は大学院の授業の醍醐味は

?教員やクラスメイトとのディスカッション

?参考・課題文献の読破

?リポートの作成

?プレゼンテーション

この4つに尽きると思っています。

「行政革命」を読めたという成果は、
この?にあたります。

大学院でも授業の時間は限られていて、
あるテーマについて「もっと学びたい」
と思っても
その授業では限界がある場合があります。

そこで登場するのが「参考文献」なのです。
多くの授業では、教員から
「参考文献」が紹介され、
関心があるテーマについては、
本を読むことで自分でさらに深堀りが出来ます。

良い専門書を選ぶことは学びの浅い段階では、
なかなか難しいものですから、
この「参考文献」の紹介は
私には大いに役にたちました。

特に自分では到底選ばないような文献が並ぶものですから、
世界が広がることは必至で、
何冊か”衝撃本”に出会うこともできます。
私にとってこの「行政革命」は
”衝撃本”の1冊でした。

戸田 香


ドミニカ共和国への旅

2010年03月12日
大学院の後期授業終了を機に、先日、
ドミニカ共和国に行ってきました。
10年ほど前に仕事で2週間ほど出張したことがあり、
その後の様子を見に行こうと思い立ったためです。

ドミニカ共和国は、カリブ海に浮かぶ中米の島国で、
震災で大きな被害が出たハイチの隣国です。
日本からは遠いこともあって、あまりなじみがないのですが、
青い海と空を求める欧米からの大勢のリゾート客で
年中賑わっています。

ここに、50年前、日本人約1300人が移住しました。
「豊かな農地が与えられる」と日本政府が
移住者を募ったためです。
しかし、実際、日本人移住者に与えられた土地は
狭い上に耕作に適さない辺境の荒れ地でした。
生活は困難を極め、その様子は「地獄の1丁目」と
言われたものです。
多くの人が移住を断念し、帰国しましたが、
政府から帰国の呼びかけを知らされなかった移住者たちもいて
ドミニカ共和国に残った人が
日本政府を2000年に提訴しました。
東京地裁は時効を理由に請求を棄却しましたが、
当時の国の移民政策については「違法」と断定しました。

ドミニカ共和国には、今も「コロニアハポネサ」と呼ばれる
日本人入植地がいくつかきちんと残っています。

私は仕事でこの「ドミニカ移民問題」にかかわり、
大学院に入学した後も、
「行政組織論」という授業のリポートで
このテーマを取り上げました。
リポートの課題は、
「行政組織のマネジメントの成果と課題」で、
私は、「ドミニカ移民問題」から見えた
日本政府における官僚組織の弊害と
マネジメントの問題点を指摘しました。

戸田 香

時間の使いかた

2010年03月09日







この大学院に通い始めてちょうど一年が経とうとしています。
もともと時間の使いかたが上手くない私は、この一年の間、
授業の準備やレポートの提出のために、何度か徹夜をしました。

土曜は平日よりも講義の時間数が多いため、
金曜の夜はいつも翌日の授業の準備に追われていました。
コーヒーを片手に指定文献に目を通したり、
レポートを書き綴ったりしながら、そのまま朝を迎えて。。。
中途半端な出来具合のレポートと睡眠不足の頭を抱えながら
土曜の授業に出席することが、しばしばありました。

毎回、「次こそは早めに取りかかろう」と思いつつも、
だいたいいつも同じことの繰り返しでした。
それでも、時間の使いかたが下手な私なりに、仕事と両立して、
みなさんに刺激をもらいながら、
なんとかこの1年を過ごしてきた感じです。

春からは、いよいよ、2年に進級し修士論文を書き始めます。
多少の不安もありますが、充実した1年にしていきたいものです。



ところで、話は変わりまして。
このあいだの日曜に、兵庫県篠山市でマラソン大会が行われました。
私たちのクラスからもスタッフとして1名、選手として2名が参加し、
その時間帯にはクラスのメーリングリストで応援メールが飛び交い、
終了後は、お2人の完走を讃えるメールが飛び交いました。

このお2人のように、クラスメイトの中には、仕事と学校以外にも、
様々な分野で熱心に活動されている方がたくさんいらっしゃいます。
このように時間の使い方の上手なクラスメイトと触れ合うことは、
わたしにとって、とても貴重な経験ですね。

本田


「KJ法」

2010年03月06日







いま、私たちのチームは課題研究のなかでKJ法を取り入れています。
 
KJ法は、川喜田二郎氏が「発想法」という本で紹介しているもので、
情報を整理して、そこから新しい発想を導くための手法です。
 
去年の12月に私たちの課題研究チーム(教授1人、学生4人)は、
滋賀県北部の旧余呉町へフィールドワークへ行ってきました。
一日かけて町を歩き回りそこで見聞きしたものをメモに取りました。
そして、集まった膨大なメモをKJ法を通じて整理することで、
そこからなにか新しいつながりや発想は見えてくるのか??
というところです。

実は、このKJ法はそれなりに丁寧にやろうとすると、
まとまった長い時間を必要とします。
しかし、現実的にはどうしても時間に限りがあるため、
短い時間のなかで集中して少しずつ進めている状態です。

短い時間ながらも粘り強く継続的に進めてきたおかげで、
私たちのKJ法による分析はこれから最終段階へと向かいます。
はじめは単なる膨大なメモの集まりだったものが、
少しずつ形を成して意味を帯びてきました。

6月の発表に向けて、もうしばらく奮闘が続きそうです。


本田